失敗しないヘアアイロンの選び方。

「今度、ヘアアイロンを買おうと思うんですけど、どんなのが良いですか？」

「そうですね、ポイントはいくつかありまして…」

こんにちは。

名古屋市中村区で美容室を２店舗経営しているオーナー兼美容師の
甲斐誠章です。

最近はSNSの動画でもスタイリング系の動画がよくアップされておりまして、ヘアアイロンなどを使っている動画も多いですね。
ドライヤーとブラシを使ってブローするよりもお手軽にスタイリングできるとあって、ヘアアイロン（ストレート用、カール用）は近年は人気の製品の１つです。

ただ、最初に買うとなるとどんなものが良いかわからないと言う方も多いですので、選ぶ際のポイントをいくつかご紹介いたします。

最重要は温度設定。
まず、最も重視したいのが温度設定です。
高温が出せる！と言うよりは、１０度単位くらいで細かく温度調節ができる製品が良いです。

高温まで出せる製品で、１４０〜１６０℃くらいの比較的低温で使う。
これが正解です。

高温になればなるほど、髪には負担がかかりダメージの原因になってしまいますので、注意が必要です。
初めから低温しか出ない製品や、温度設定が大雑把（低、中、高しかない等）な製品だと、髪をはさんだ時の温度が安定せず、スタイリングしにくい可能性がありますので、細かく温度設定のできる製品の方が性能は良いと思います。

ストレートアイロンの場合
ストレートアイロンは、上記に加え、ポイントがいくつかあります。

①プレート幅
金属プレートの幅は、３０m mくらいの広め、２５m mくらいの普通、２０m m以下の小さめ、に分けられます。

オールマイティーに使いたい方は、定番の２５m m前後の製品が良いでしょう。
広めのタイプはロングヘアを一気にストレートに整えるには便利ですが、前髪などの細かな部分へは使いにくいです。
小さめタイプは、逆に前髪などには使いやすいですが、全体を整えるには時間がかかってしまいます。

最初の１本としては２５m m前後のヘアアイロンがお勧めです。

②プレートの厚み
意外に見落としがちなのが、アイロンの厚み。
挟む部分の厚みが薄い方が、髪の根本部分から綺麗に挟みやすいので、極端に分厚いデザインのアイロンは避けた方が無難です。

③金属プレートの質感
意味が分かりづらいですが、要するに、髪をはさんで滑らせた時の滑らかさです。
滑らせた時に引っ掛かりなくスルッといけるのもが良いです。
合わない製品だと、プチプチ引っかかって痛いですので、意外とストレスになります。

これは値段の高いやすいとかではなく、製品のプレートの材質等がご自分の髪質に合う合わないになりますので、できれば実際に電気屋さんの展示品等で試してみるのが一番かもしれません。