春に気を付けたいヘアケア方法とは。

こんにちは。
名古屋市中村区で美容院を２店舗経営している
オーナー兼スタイリスト　甲斐誠章です。

春は、新学期や職場の移動など
新生活や新しい環境になってしまう方も多いですね。

そんな時、第一印象を左右するヘアスタイルも
しっかり整えておきたいですが、
ヘアスタイルを維持するヘアケアも
とっても大切です。

今回は、春に気をつけたいヘアケア方法をご紹介いたします。

ヘアケアで一番大切なこと

ヘアケアといえば、トリートメントと思われがちですが、実はそうではありません。
一番大切なヘアケアは汚れを落とす方。

そうです。
シャンプーがとても大切です。
特に春は意外にも紫外線が強くなる時期です。
花粉もイヤですね。

花粉であったり、強くなってきた紫外線で酸化しがちな頭皮や髪についている油分。これらは当然、シャンプーでなければ落とすことはできません。

ですが、間違ったシャンプーの仕方をしていて
きちんと汚れを落とせていないお客様を結構お見かけ致します。せっかく美容院で綺麗になっても、これでは効果が半減してしまいますね。

今回はシャンプーの成分等は置いておいて
正しいシャンプーの仕方をご紹介。

その１
まずは、しっかりとシャワーで濡らします。

「あたりまえじゃん。」と言われてしまいそうですが、実はこれがきちんとできていない方が結構いらっしゃるんです。ロングヘアの方や、毛量がすごく多い方にありがちです。耳のうしろや後頭部などはしっかりと手櫛を通してシャワーの水分を入れ込むことが大切です。

その２
シャンプーは２度洗いが基本。

よく聞くことと思いますが、これは本当に必須と言っても過言ではありません。
特に美容院のシャンプーなどを使っていらっしゃる方は絶対です。
１回目のシャンプーは、髪全体にシャンプー剤を馴染ませて軽く汚れやスタイリング剤などを落とします。ここで泡が立ちにくい場合はシャンプー剤を足したりせずに、よく馴染ませてすぐに流してください。
２回目のシャンプーでしっかりと根元から毛先まで泡を立てて優しく頭皮を洗います。ミディアム〜ロングヘアの方は、髪にも泡をしっかりと揉み込みましょう。
スタイリング剤や皮脂などが残ったままですと、髪がベタベタになってしまいますので、手で洗いにくい方は泡立てた後、粗めのコームやブラシで優しく梳かしても良いですよ。

その３
泡がしっかりと立っているかが最重要

シャンプーでは、泡がしっかりと立っていることがとても大切ですので、２度洗いで泡が立たない場合は、３回でも４回でも泡が立つまで繰り返し洗っていただいた方が良いです。
シャンプーしても泡がしっかりと立たない場合は、きちんと洗えていないと思ってください。この状態を毎日繰り返してしまうと、そのうち髪がベトベトの扱いにくい状態になってしまいますので要注意です。
正しく汚れが落とせたシャンプー後の髪は、サラサラになっているはずです。

その４
トリートメントは付けすぎない。

ついついたっぷり使いたくなってしまうトリートメント。実はたっぷりつける意味は全くありません。ダメージの気になる中間〜毛先のみにつけてすぐ流してしまってOKです。
根元からたっぷり付けて時間をおいて…とかは全く必要ありません。むしろ根元には付けてはいけません。
傷んでしまって油分の足りない部分のみ必要で、健康な部分にはむしろ過剰な油でベタベタになってしまい、ドライヤーで乾きにくくなったり、匂いの原因になってしまいますのでなるべく付けないようにしましょう。

その５
すすぎもしっかりと。

シャンプー前の濡らしと同様ですが、後頭部のすすぎを特にしっかりと行いましょう。
トリートメントもしっかり流さないと、残った油分が肌荒れの原因になったり、髪のベトつきの原因になっていまいますのでよく流すことをオススメします。

最後はドライヤー

濡れたままの状態は、髪がダメージを受けやすくなってしまいます。自然乾燥に頼りすぎず、なるべくドライヤーを使ってしっかりと乾かしましょう。忙しい朝のスタイリングが段違いにやりやすくなりますよ。

いかがでしたでしょうか？？

「そういえば、シャンプーの時あまり泡が立っていなかったかも？」という方、是非とも２度洗いを試してみてくださいね！

春はしっかりヘアケアして、髪も気分もスッキリで行きたいですね^_^

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

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