美容院を上手に利用する方法？美容師からのお願いとは。その１

「（あ〜、何だかトイレに行きたくなってきた。パーマ中だし、どうしよっかな…。）」
「（美容院に来ていく服、どうしようかな…？考えるのめんどくさいな。）」
「（美容院の予約取りたいけど、電話予約って何を話せばいいのかわからないなぁ…。）」

こんにちは。

名古屋市中村区で美容室を２店舗経営しているオーナー兼美容師の
甲斐誠章です。

キレイな髪を手に入れるためには、美容院へ行くのは必須ですね。
ですが、美容室での上手な過ごし方を知っている方は意外と少ないものです。
お客様もどうして良いかわからず困ってしまう場合も多いと思います。
当たり前ですよね。
その業界内の細かな都合なんて、お客様は知らなくて当然です。

どんな服装がいいか、などの話はよくありますが、

このブログではもう一歩踏み込んだ美容院での過ごし方を、美容師側からの『できればこうしてくれるとありがたい！』という観点で解説いたします。

今回は、【予約の取り方編】です。

電話予約の時。

お電話予約の時は、希望の日時やご来店可能な時間帯を先に伝えていただけるとスムーズです。
電話対応は、ご来店中のお客様の作業を止めて対応することもあるため、なるべく簡潔に終わらせたいものです。
「今日予約取れますか？」
「ありがとうございます。〇時に空きがありますがいかがでしょうか。」
「えっ。〇時とかは空いてないですか？」
「申し訳ございません。〇時は予約が埋まってしまっております。他は〇時ならお取りできますがいかがでしょうか。」
「〇時かぁ…。明日はどうです？」
「明日でしたら、午後の〇時以降でしたらお取りできます。」
「あー、午後は都合悪いので午前中がいいんですけど。午前中はもう空いてないですか？」
「あいにく午前中はご予約いっぱいになっておりまして…。」
「あ、そうなんだ。えーどうしよ…。じゃあ、月曜の夜は？？」
「大変申し訳ございません。月曜日は定休日となっておりまして…」

のようなやり取りはお互い無駄なを時間を消費することになってしまいますので、

「今日の〇時頃か明日の午前中」、「平日の〇時に空いてる日」など、お客様のご来店可能な日時をいくつか先に指定していただけるとスムーズにご案内しやすいです。

他によくあるのは、
「今から行ってもいいですか？」という問い合わせ。
こちらもできれば気持ちはわからなくもないのですが、
今から（そこを出発する時間）ではなく、
「今から（出発すると到着予定は）10分後に行ってもいいですか？」という来店予定時間をお伝えしてくださるとわかりやすいです。

というのも、
「今から行きます。」で到着するまでの時間は人それぞれだからです。
その人が今どこにいて、どうやって来るのかなんてわからないからです。
過去には約1時間半後にご来店された方もいらっしゃいました。

当然こちらからも「何分後くらいにご来店予定ですか？」とお聞きしますが、
できれば初めから伝えていただけると、わかりやすくてたすかります。

web予約の場合。

ｗｅｂ予約やＬＩＮＥ予約の場合、注意していただきたいのは、『ヘアカラーだけ』や『パーマだけ』でご予約いただく場合です。
予約の欄に記載してありますが、必ず『シャンプーブロー』というメニューも一緒にご予約していただきたいです。

また、複数人数分をご予約の場合、備考欄などに「子供も一緒にカットお願いします」と書かれても、予約枠は確保できません。そもそも、おひとり様分の予約枠しか空いていない場合もございます。そうなると、ご来店頂いても人手が足りず、対応が難しくなってしまう場合がありますので、必ず人数分の予約を別々にお取りしていただきたいです。

他にWeb予約でありがちなのは、メニューの間違いや日時の勘違いがあります。
『カラーの予約のつもりがパーマになっていた』や『金曜日のつもりが木曜日でとっていた』など、良くあります。

予約完了の確認メールやLINEをよく確認していただけると助かります。

ぜひ参考にしてみてください。

今回もご覧いただきありがとうございます。

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N°５
（エヌドファイブ）

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