こんにちは。
名古屋市中村区で美容室を2店舗経営している
オーナー件スタイリスト 甲斐誠章です。
前回からのこのコーナーは、ヘアケアや頭皮ケアに今まで全く興味のなかった人でも、自宅でどうすれば良いかをシリーズで基本からわかりやすくご説明させていただこうと思います。
第2回目の今回は、トリートメントについて。
前回のブログでヘアケアや頭皮ケアにおいて、
トリートメントの優先順位は低いとお伝えさせていただきました。
第一回目はこちら。〜シャンプー編〜
優先順位が低い理由は、過去ブログでもかいておりますので
そちらもご覧になってみてください。
まずはトリートメントでは傷んだ髪は治らないということを覚えておきましょう。
今回は、トリートメントの『正しい使い方』をお伝えいたします。
トリートメントには、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがありますので順番に説明いたします。
洗い流すタイプ
ほとんどの方がご自宅でのシャンプーの後は
そのままリンスやコンディショナーやトリートメントをお使いになると思います。
女性は特にそうですね。
インバスタイプのトリートメント類の正しい使い方とは、
毛先だけに付けて、すぐにしっかりと洗い流す。
です。
根元からつけてはいけません。
頭皮からべったりとつけてしまうと、せっかくシャンプーしたのに油分で頭皮がベタベタになってしまいます。
「毛穴の脂汚れは落とさなきゃいけないけど、トリートメントの油分なら頭皮に残ってOKだよね!」とはなりません。なんなら、もっとダメです。リンスもコンディショナーも一緒ですよ。
一般的なヘアケア方法では、「トリートメント類は根元から毛先までたっぷりつけて、できれば少し時間を置いてから流した方がトリートメントが浸透して効果的。」のような使い方を推奨している場合が多いですが、実はこれは間違いです。
ほとんどの場合、皆さんつけ過ぎなんです。トリートメント類のつけ過ぎで、髪が頭皮からベタベタになってしまっているお客様は結構多いんです。特に女性。
リンス、コンディショナー、トリートメントと呼ばれているものの役割は、髪の表面をツルッとさせて絡みにくくすることです。
付ければつけるだけ髪が良くなるとか、ボリュームが収まるとか、クセ毛が緩くなるとか、そのような効果を謳う製品もありますが、過剰に期待してはいけません。
お肌が敏感な方用の頭皮を保護する効果のある、薬用コンディショナーのようなもの以外はなるべく頭皮につかないようにする事が大切です。
黒髪で短髪の男性でしたら、シャンプー以外は特に必要ないでしょう。
洗い流さないタイプ
アウトバストリートメントも主な使い方は同じです。
基本的には、根元にはつけず、中間から毛先にかけてのみ使用しましょう。
重要なのは、目的別にタイプを使い分ける事です。
なんでも良いと言うわけではありません。
しっとり感やまとまり感(広がりを抑える)が欲しい方には、
油分が多めの天然オイルタイプ
ツルツルサラサラ感(軋みや絡まりを防ぐ)が欲しい方は、
シリコン系のコーティング系
が合わせやすいでしょう。
どちらもつけ過ぎは厳禁で、傷んだ髪を治す物という考えは改めましょう。
製品の選び方の目安としては、
天然由来系オイルには、裏の成分表示欄に植物の名前が入っています。
(ツバキ、ホホバ、ヒマワリ、ローズ、コメなど)
成分表示欄に、よくわからないカタカナ名が多く並んでいる場合は、シリコン類のコーティング系がメインのタイプと思っていただければ大体合ってます。
しっとりまとまりが欲しい方に、コーティング系はどれだけつけてもツルツルサラサラするだけであまりしっとりかんは出ませんし、逆にツルツルさらさら感が欲しい方に天然由来しっとり系は、重くてベタベタするだけですので合いません。
アウトバスタイプのトリートメントは、仕上がりの目的別にしっかりと選び、状態を整える(治す意味ではないです)為の、スタイリング剤の一種であると考えましょう。
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