「そうですよね、くせ毛の方には雨の日はつらいですよね。」
こんにちは。
名古屋市中村区で美容室を2店舗経営しているオーナー兼美容師の
甲斐誠章です。
美容院ではよくある会話の一つですが、どうして湿気の多い日にはくせ毛がひどくなるのか。
疑問に思ったことはありませんか?
今回は、なぜ雨の日にくせが強くなるのか、原因と対策をお伝えいたします。
そもそも、なぜくせ毛になるのか?
くせ毛は、頭皮の毛穴の奥にある「毛包」という毛が生成さえる毛根部が、頭皮に対して曲がっているのが原因です。
髪は毛穴の奥で生成され徐々に押し出される形で生えてくるのですが、毛包で生成された直後は柔らかく、皮を通りながら毛穴から出てくるまでに固まりながら生成されます。
毛包の向きが頭皮に対して比較的垂直だと、そのまま真っ直ぐ綺麗なバランスのまま頭皮から出てきますが、毛包の向きが横向きだったりすると、生成直後の柔らかい髪が頭皮中をねじれながら生えてきますので、その際にタンパク質の分布に偏りが出てしまい、髪の断面が直毛の場合は円形なのに対し、楕円~歪に変形し曲がったりうねったりしながら生えてきます。
これがくせ毛です。
湿気の多い日に癖が強くなるワケ
髪の成分はコルテックスと呼ばれるケラチンたんぱく質でできています。
髪の毛の内部には2種類のたんぱく質があり、水分を保持しやすいコルテックスと、水分を保持しにくいコルテックスがあります。
直毛はこれらの2つのタンパク質が均一に並んでいる一方、くせ毛は偏って分布しています。(上の図のくせ毛参照)
直毛は濡れても乾いても影響を受けにくく、くせ毛が湿度の影響を受けてうねる・広がるその原因は、髪の毛の構造の違いによるもの。
湿気が高い環境下では、水分を保持しやすい親水性のたんぱく質の分布箇所が水分で膨張。
直毛はバランス良く膨張しますが、くせ毛は膨張する場所が偏ることで髪のうねり、広がりが発生します。
ものすごく大雑把にすると、下の図のようなイメージです。
水色部分は、親水性の水分を吸収しやすいたんぱく質。
黒い部分は、疎水性の水分をはじきやすいたんぱく質。
こんな感じで、親水性の部分だけ膨張し、疎水性の部分んはほぼそのままなので、くせのうねりが強くなったように感じてしまうのです。
湿気の対処方法
くせが出にくくなる対処法としましては、やはり、空気中の水分を吸収しにくいようにしてあげる事が一番です。
朝のスタイリング時などに、ブローの前にややしっとりめのヘアオイルをくせの気になる部分にしっかり付けます。その後、しっかりと癖を伸ばしながらブローやスタイリングをします。
くせを伸ばして乾かした後、油分をはじきやすいように軽い付け心地のサラサラオイルをもう一度全体になじませます。
この時、しっとりしすぎるとまたくせが出てきてしまいますので、ライトなオイルが良いと思います。
ブローが苦手でボリュームがあまり抑えられない方の場合は、しっとり系のオイルを毛先中心につけてボリュームダウンさせた方が、扱いやすくなると思います。
今回もご覧いただきありがとうございます。
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