髪が乾燥してパサついてしまう冬。
パサつきや広がりを抑えたいけど、
トリートメントオイルって
変にベタベタするし、髪がペタンコになって
なんだか使いにくくてイヤなのよね。
せっかく買ってみたトリートメントオイルで
このような経験をした女性も多いのでは??
こんにちは。
名古屋市中村区で2店舗の美容室、ヘアサロンを経営している
オーナー兼スタイリストの
甲斐誠章です。
今回は、ダメージでパサついてしまう方や、
くせ毛などで広がりやすい方対象に
トリートメントオイルの
失敗しない使い方をご説明いたします!
失敗経験のある方の、勘違い
髪に使うトリートメントオイルに関して、
もっとも勘違いしやすいのが、
パサつく髪や広がる髪に対して
とにかく毎日一生懸命に使い続ければ
だんだん髪が治っていって、
扱いやすい髪に戻っていくのではないか
という思い込み。
だって、トリートメントだから。
そもそも、
傷んでしまった髪は元には戻りませんし
広がる髪がオイルで広がりにくい髪に変化していく
なんて事もございません。
さらには、
髪のボリュームを抑えるためには
頭のてっぺん部分からたっぷりとつけないと
広がりは抑えられないと思っている事。
オイルを根元につけても、髪の広がりが
キレイにおさまる事はありません。
ここを勘違いして
髪全体にたくさんつけようとするから、
ベタベタでボリュームのないヘアスタイルになってしまうのです。
…油ですよ?
そこで。
ヘアオイルにできる事とは。
トリートメントオイルにできる事は、
①髪を油分で『一時的に』しなやかにし、パサつきを抑える。
②髪に重さを出して広がりを抑え、まとまりやすくする。
主な働きはこの2点。
これ以外の効果を期待して使ってしまうと
冒頭に書いたような失敗になってしまいます。
トリートメントオイルとは書いてありますが、
使うイメージは、あくまでスタイリング剤。
朝、お出かけ前に使うワックスやスプレー等と
同じ扱いです。
スタイリング剤の一種と思って
適量をきちんと使う事ができれば、
これ以上のない効果を発揮してくれる
優れものでもあります。
気になる使い方は、簡単。
しっとりタイプのオイルを
3〜5滴くらいの量を毛先だけにつける。
これだけです。
詳しく書いていきましょう。
オイルの種類は、
天然由来系のしっとり感の出る重めのタイプ。
裏の成分表示を見て、
植物系の名前が書いてあるオイルが良いです。
しっとりする重めのタイプが多いからです。
わけのわからない、カタカナばっかりのタイプは
石油由来系の物が多く、
しっとり感よりはツルツル感がでるタイプが多いです。
ツルツル系は、シリコンなどの皮膜成分も多く
つけてもつけてもツルツルするだけで
しっとりまとまりのあるヘアスタイルにはなりません。
できるだけ、植物由来系オイルを選ぶとハズレにくいです。
次に、つける量と場所です。
広がりを抑えるには、毛先の重みが必要です。
逆に言えば、
毛先が重ければ、それだけで広がりは抑えられます。
根元にオイルをつけてしっとり重くしても、
軽い毛先は広がったままなのは容易に想像できますね。
ですので、つける場所は毛先だけ。
他の部分にはつけなくても良いです。
特に頭頂部分にはつけてはいけません。
ベタベタヘアになり、『昨日シャンプーしてない人』みたいになります。
量は、3〜5滴ほど。
滴ですよ?
ほんの少しでいいんです。毛先にしかつけませんから。
髪の長さや量によって調節してください。
この量で、問題なくおさまってくれるはずです。
しかも、べとつきません。
過去にオイルで失敗してしまった方も
ぜひこのやり方でお試しくださいませ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
美容室 N°5(エヌドファイブ)
名古屋市中村区岩塚本通1−47
クレストハイツ岩塚1F
TEL:0524857545
ネット予約:https://wrsv.salondenet.jp/n05/
定休日:毎週月曜日、第2、3火曜日
営業時間:平日 14:00〜23:00
土日祝 9:00〜17:00
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇