5月中旬から6月の梅雨時期には
縮毛矯正(ストレートパーマ)をかける方が増えますね。
湿気などで広がってまとまりの悪くなってしまう髪質には
縮毛矯正をかけてボリュームをコントロールするのが
最適ですね!
こんにちは。
名古屋市中村区でヘアサロンを2店舗経営している
オーナースタイリスト 甲斐 誠章です。
上手にかけられた縮毛矯正は
仕上がりがサラッサラでまとまりも良く
触っていて気持ちが良いと思います。
できることならこの手触りやまとまり感を
長く楽しみたいと考えている方も多いのではないでしょか??
ストレートパーマはかけたてはとてもサラサラになりますが
数ヶ月経つと毛先の方などが
パサパサになってきてしまった…
という方も少なくないのでは。
今回は、
縮毛矯正の仕上がりをできるだけ長持ちさせる
失敗しないお手入れの仕方をご紹介いたします。
サラサラ手触りに騙されない。(実はとても傷んでいる?)
縮毛矯正とは、おおざっぱに説明すると
アイロンの高熱を利用して髪の表面を焼き固めているような状態ですので
実はとても乾燥しやすい状態になっています。
かけた手はしっとりサラサラかもしれませんが
それは
縮毛矯正の薬剤の油分やコート成分のおかげで
そのような手触りになっています。
毎日のシャンプーやドライヤーなどで
油分やコート成分が剥がれてくると
いっきに乾燥した手触りになってきてしまいます。
これを回避するためには、
①シャンプー剤に気を付ける。
乾燥しやすい髪には、強い洗浄成分を使っているシャンプーは
ますます乾燥しやすい状態にしてしまいます。
なるべく髪の水分、油分を取り過ぎないような
アミノ酸系の洗浄成分を使ったシャンプーが
お勧めです。
②毎日の保湿を心がける
かけたてのサラサラ手触りに安心せず
いつも以上に髪の保湿に気を使いましょう。
オイル等の油分も大切ですが
熱の影響で乾燥しやすい髪には
水分の補給が最も大切です。
当店で取り扱っている『電子トリートメント』などの
水分補給がしっかりできるケアアイテムを使うと
ストレートパーマのもちが一段と良くなります。
③巻き髪は低温で。
すでに縮毛矯正で高温の施術をした髪には、
巻き髪用のコテやストレートアイロンなどの高温スタイリングは、
髪に極度の乾燥を招く恐れがあります。
温度調節できる製品を使い、なるべく
130℃~150℃くらいの範囲内で温度をおさえましょう。
しっかりとしたケアがご自宅で出来ると
その後に再度かけるときの
ストレートパーマのかかりあがりも、ぐっと綺麗に仕上がりますので
いつも縮毛矯正をかける方は
特に乾燥のしやすい毛先を中心に
水分補給をこまめにしていただくと良いですよ。