縮毛矯正(ストレートパーマ)かけたら、今までくせ毛で扱いにくかった髪が、まっすぐサラサラになりますね。
縮毛矯正をかけたら、次にやってみたくなる”ダメ”な事とはなんでしょう。
こんにちは。
名古屋市中村区で美容院を2店舗経営している
オーナー兼スタイリスト 甲斐誠翔です。
ストレートパーマを初めてかけたときは、今までの自分の髪とは全く違う質感にもの凄く感動するものです。
お手入れも楽で、乾かすだけでまっすぐサラサラ。
もう一生このままでいたい!と思う方も少なくないハズ。
ですが、人間とは欲張りなもので
真っ直ぐサラサラになったら次は雰囲気を変えたくなるのです。
そうすると、次にやってみたくなるのが
パーマです。
この流れは非常にオーダーの多い流れです。
「真っ直ぐで扱いやすくなったから、パーマでふんわり感とか毛先に動きが欲しい。」
こう考えてしまうのも仕方のないことです。
ですが、この、
『縮毛矯正をかけた髪にパーマ』
という施術は、
実は髪の毛にとって非常にリスクの高い施術なのです。
美容師がやりたく無い施術で1、2を争う厄介さのメニューです。
どの様に厄介でリスクが高いかといいますと
まず、
パーマのカールよりも縮毛矯正の真っ直ぐの方が強く癖つけされていますので、
思った様な理想のパーマはほとんどかかりません。
ヘアカタログやインスタで見た、あんなスタイルやこんなスタイル。まず、なりません。パーマが綺麗にかからないので。
かかったとしても非常にゆるいだら〜んとしたウェーブになってしまう事が多いです。
『ゆる巻き』などという聞こえの良いものではないです。
あるのか無いのかわからない様な質感の仕上がりです。
このケースはまだ良い方で、
最悪の場合、
ウェーブはまったく出ず、髪の毛全体がチリチリに傷んでしまってバサバサの鳥の巣みたいになってしまう事もあります。
『縮毛矯正 パーマ ダメージ』とでも検索していただければたくさんの画像が出てくると思います。
この様な最悪のケースを避けるために、様々な工夫をしてパーマを施術していくことになるのですが、普通のパーマは先の例の様にかける事が難しいですので、『デジタルパーマ』などの縮毛矯正と同じ様に熱を使ってかけるパーマを選択する事が多いです。
この場合も、同じ系統のパーマだから安心ということは全くなく、かかりが緩くなるケースやダメージが出るケースも十分にあります。通常のパーマよりは、カールが出る可能性が高いというだけです。
デジタルパーマをかける場合は、細かなウェーブのパーマよりは、毛先に大きな内巻きのカールを出すとかであればきれいにかかる可能性が高くなります。デジタルパーマは大きいカールを出すためのパーマと思ってください。
以上の点から、縮毛矯正をかけた髪には、パーマが非常にかかりにくく、大きなダメージが出る可能性が非常に高く、かつ、毛先に緩めの内巻きパーマスタイルならなんとかいける可能性がある…。ぐらいの気持ちでオーダーすると、仕上がりのギャップが少なくて良いかもしれませんね。
熟練の技術と、高い薬剤知識が必要になりますので、オーダーする際には、技術力の信頼できる美容師さんにオーダーすることをお勧めいたします。
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